1人回し機能のご紹介

たくじ最終更新:2023年12月25日
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目次

MokeyMokeyの新機能として先日リリースされました1人回し機能。
現在はメンバーシップ会員限定でご利用いただけます。
既にメンバーシップ会員の方、ご加入を検討いただけている方に向けて、1人回し機能のご紹介を行います。

機能概要

あらためて機能のご紹介です。
1人回し機能は、MokeyMokeyで作ったデッキを使い、対戦のシミュレーションを行うことが出来る機能です。
海外の方が開発されているOPTCGSIMのような対戦機能のあるゲームではなく、あくまで1人でデッキを検証するためのツールです。(そのため、カードの効果などは自動では発動しませんのでご注意ください)

対戦開始画面。相手と自分のデッキを選べます
対戦中の画面

使い方の説明(対戦開始まで)

「1人回し」のメニューに入ると、まずデッキ選択画面に遷移します

この画面で「自分」と「相手」のデッキを選択し、先攻または後攻を選んで「対戦開始」をクリックします。

初期手札が表示されます。両プレイヤーの「キープ」「マリガン」をクリックすると、対戦開始されます。

1人回しの進め方

盤面トラッシュエリアの下のボタンでターン進行を行えます。
リフレッシュ→ドロー→ドン→(メインフェイズ)→ターン終了の順で進めることができます。
リフレッシュのみ自動化されており、カードが全てアクティブになります。
(10コストドフラミンゴなどを操作している場合も一旦アクティブになってしまいますので、再度レストにしてください)

操作を間違えたり、戻って検証したい場合にはヘッダーの「1つ戻す」「1つ進む」のボタンで戻ったり進んだりできます。

終了」を押すことで、1人回しを終了することができます。
終了した1人回しは保存され、各アクションから確認を行うことができます。

各機能について

ここからは各機能をご紹介していきます。

手札の機能

手札のカードをクリックすると、以下の画面が表示されます

①キャラクターエリアに出します(イベントカードの場合、トラッシュに置かれます)
②ライフに置くことができます。表か裏か、上か下か選べます。
③デッキの上か下に置きます
④トラッシュに置きます
⑤デッキの中のカードと入れ替えます

⑤デッキの中のカードと入れ替える機能は、本一人回し機能独自の機能です。
「今このカードを持っていたらどうなるだろう」
「相手がこの手札を持っていたらどうだろう」
などの検証にぜひご活用ください。

ドンカードエリアの機能

ドンカードは、クリックすることでもう片方のエリアに移動します。
ドラッグ&ドロップで移動することができます。
また、「アクティブ追加」「レスト追加」の各ボタンを押すことで、各エリアにドンカードが追加されます。

アクティブエリアまたはレストエリアの「カード確認」ボタンを押すと、以下の画面が表示されます

①ドンをドンデッキに戻します
②選んだカード(リーダーカードまたはキャラクターカード)に、指定枚数ドンを付与します

キャラクター/リーダーエリアの機能

キャラクターカードまたはリーダーカードは、クリックすることでアクティブとレストを入れ替えられます。
カード確認ボタンを押すと、以下の画面が表示されます。

①トラッシュエリアにカードを置きます
②手札に戻します
③デッキの一番下に戻します
④表または裏にして、ライフの上に置きます
⑤ドンカードが付与されている場合表示されます。ドンカードをドンデッキまたはレストで戻すことができます

ステージカードの機能

ステージカードも、クリックするとアクティブとレストを切り替えられます

①トラッシュに置きます
②手札に戻します
③デッキの一番下に戻します

デッキエリアの機能

デッキをクリックすると、以下の画面が表示されます。

①カードを1枚手札に加えます
②デッキをシャッフルします
③上から指定の枚数カードを見ます

カードが表示された状態で、カードをドラッグ&ドラッグすることで、並び替えることができます。

その後、デッキの上か下に置くことができます。

④デッキの一番上のカードを、表または裏にしてライフの上または下に置きます
※現在のところカードを直接ライフに置けないため、デッキからライフに置きたい場合は、並び替えた上でライフの上か下においた後に、残ったカードをデッキに戻してください。

ライフエリアの機能

①ライフを操作する画面が表示されます

①ライフをクリックすると、そのカードが表示されます
②そのカードを手札に加えます
③エリアに出します
④トラッシュに置きます
⑤表か裏に変更し、上か下に置きます

②ライフを並び替える画面が表示されます

①ライフがすべて表示されます
②表裏を入れ替えられます
③ライフの順序を入れ替えられます
④手札に加えます
⑤デッキの一番下に置きます

想定している使い方

以下、開発時に想定していた使い方です。

発売前に作ったデッキの動きを確認する

MokeyMokeyでは、通常発売前(公式サイトにカードリストが公開されたタイミング)でカードを追加しています。
発売前にいち早くデッキを作成し、そのデッキの動きのみならず対面との相性なども検証することができます。

自分のデッキは実物、相手対面の検証用に使う

既に自分のデッキを作っており、相手対面に対して検証したい場合に使っていただく想定で、1面だけ動くモードを作成しています。
片方は本機能を使い、紙のカードと対戦させて様々な検証を行うことができれば便利だと考え開発しました。

冒頭にご説明した通り、「自分のデッキ」のみ選んでスタートすることで1面だけで1人回しを行えます。

通常こういったことを行おうと思うと、複数のデッキを作成する必要もあるためカードが必要です。あるいはプロキシを用意するかもしれませんが、準備にも時間がかかります。
複数の対面で行おうと思うとなおさらですが、本機能を使えば簡単に検証を行えます。

最後に

1人回しの開発は、実は昨年(2022年)の12月から開始していました。
中々完成せず、お待たせしてしまったことをお詫びいたします。
この場をお借りして、開発の内情をお伝えさせてください。

開発に時間がかかった理由は、ひとえに自身(自社)のリソース不足です。MokeyMokeyはたくじを筆頭に、複数人のエンジニアで開発を行っています。
しかしながら通常のシステム開発のお仕事も行いつつ、余裕の出たリソース(開発に割ける時間)を駆使しつつ開発をしているため、様々な機能の開発にどうしても時間がかかってしまっているのが現状です。

専任の人員を配置できるようにと開発資金を集めるべく、クラウドファウンディングを実施し、多くの方にご支援をいただきましたが、目標金額に届いていなかったこともあり結果的には専任でリソースを割くことができませんでした。

また、ワンピースカードは、新しい弾が発売するたびに新しいギミックが追加されています。例えば3兄弟の絆では、ライフをすべて見るという効果が追加され、そのための機能を追加開発していました。

中々時間・リソースのない中で細々と進める → 新しいカードが発表され、新しいギミックが増え、追加開発をする ということを繰り返した結果、なかなか完成しませんでした。

これらは全て言い訳に過ぎず、クラウドファウンディングやメンバーシップ加入、物販の購入などで応援していただいた方に本当に申し訳ないと思いながら開発を進めておりました。
何度か中途半端な状態でリリースしようかとも思いましたが、それも満足に使っていただけないため申し訳ないと思い何度もリリースを見送ってきました。
結果として、不信感を抱かせてしまった方も多かったと思います。
大変申し訳ありませんでした。

今回、ようやくリリースさせていただきました。
しかしながら現状の1人回し機能でも、もしかしたら不十分な箇所もあるかもしれません。
また、新しいカードが増えるたびに実現できない操作もあるかもしれません。

できるだけ早く修正・改善を行っていこうと考えていますので、ぜひメンバーシップにご加入いただき、ご利用いただいた上でご意見ご要望をいただければ嬉しいです。

1人回し機能もそうですし、デッキシミュレータを始めとするこの他の機能もそうなのですが、サイトを運営する目的は「ワンピースカードを盛り上げたい」ただそれだけです。
メンバーシップなどでいただきました収益は、基本的には全て本サイトの運営・開発に充てることとしています。
もしよろしければ、1人でも多くの方にメンバーシップにご加入いただき、応援をいただければ幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

MokeyMokeyを運営しております、たくじと申します。
ワンピースカードゲームはまだまだ弱いですが、毎日楽しんで遊んでいます!